ゴミ屋敷の不用品回収って誰に相談すればいいの?依頼方法から見積もり、清掃時に必要な物までご紹介!

近年、ニュース番組などのメディアで見かける「ゴミ屋敷」。
住んでいる人の生活環境や健康状態に悪影響を及ぼすのはもちろんのこと、周辺住民にも迷惑がかかります。

ゴミ屋敷の片付けは大変なイメージですが、早めに対処することで費用や清掃時間を抑えられるケースが多いです。

今回はゴミ屋敷の定義から不用品回収の方法まで詳しくご紹介します。

そもそもゴミ屋敷とは?

ゴミ屋敷」とは、ゴミなどが屋内や屋外に積まれることにより、悪臭や害虫の発生、崩落や火災等の危険が生じる状態を指します。

ゴミ屋敷の事案については、各自治体が生活環境の保全や公衆衛生を害するおそれのある状況が発見され次第対応していますが、大半が認知しきれていないのが現状です。

また、全国約90%の自治体が「ゴミ屋敷事案に対応することを目的とした条例等を制定する予定はない」と回答しており、問題解決には住民自身の努力や周囲の人々の助けが必要であると言えます。

ただし、強迫的ホーディングという物が捨てられない病気や、精神的な問題によりゴミの処分が難しい方もいらっしゃるため、そういった気持ちへの配慮は忘れないようにしましょう。

ゴミ屋敷から発生する問題とは

ここからはゴミ屋敷によって発生する問題を解説します。

①悪臭の発生や害虫・害獣問題

最も多い問題は悪臭の発生です。

特に食べかけの食事やペットの排泄物、掃除されていない水回りが悪臭の原因とされており、放置すればするほど臭いが取れにくくなります。また、家の中のみならず、周辺の家庭にも被害が及ぶ可能性があります。

さらに、こういった環境にはハエやノミ、ゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が住みつきます。ネズミなどの動物は病原菌を保有していることもあり、さらなる健康被害が発生しかねません

ほこりなども相まって、アレルギー反応・喘息・ストレス・抑うつ状態といった症状が出るケースもあるようです。

②火災や家屋倒壊の可能性

次に警戒すべきは火災や家屋倒壊の可能性です。

ゴミ屋敷内には可燃ゴミが散乱していることが多く、不注意で火がついてしまった場合には瞬時に燃え広がります。また、ほこりが付着したコンセントから発火することもあり、注意が必要です。放火のターゲットになった事例も数多く報告されています。

さらに、建物の劣化やゴミの重さに耐えることができず家屋が倒壊してしまうこともあり、家主だけでなく住民以外の方に被害が及ぶ可能性も考えられます。
命を守るためにも、ゴミ屋敷からできるだけ早く脱却することが大切です。

③遺品整理をしたい部屋がゴミ屋敷の場合も

高齢者は身体機能の低下により、こまめに掃除をすることが困難になります。特に家族と離れて1人で暮らしている場合には注意が必要です。

また、亡くなった家族の家がゴミ屋敷状態だった方からは「物がいっぱいで遺品整理が大変だった」「もっと早く気づいていれば…」といった声も挙がっています。

物が多くて困っているご高齢の方は、「生前整理」として身の回りの整理整頓に取り組むのがオススメです。遺言書を残しておけば、遺族の遺品整理の負担を減らすこともできますよ。

脱・ゴミ屋敷!不用品回収はどうやって依頼する?

ここからはゴミ屋敷から脱却する方法を3ステップでお伝えします。

片付け中に大量に発生する不用品回収は専門の業者に依頼すると安心です!
どのようにゴミや不用品を処分すればいいか分からない場合も一度相談してみましょう。

今回は北海道函館市・北斗市・七飯町で一般廃棄物を長年収集してきた実績のある協栄廃棄物処理有限会社を例にして回収までの流れをお伝えします!

①まずは不用品回収の見積もりを取ろう

清掃を始める前にいつ・どこで・何を回収してもらうのか、しっかりと計画を立てましょう。特に大きな家電製品家具は早めに処分することで、後の工程がとても楽になります。

不用品の回収には行政サービスを利用することもできますが、家電リサイクル法対象の4品目エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫)は回収することができないため注意が必要です。

協栄廃棄物処理有限会社では、家電リサイクル法の対象品目も含め、幅広い不用品の回収を承っております。以下が回収品目の一例です。

※上記料金には収集運搬量が含まれています。
※一般廃棄物の収集区域は函館市・北斗市・七飯町です。

家電製品・家具のサイズによって料金が変動するため、事前に見積もりを取ると安心です。協栄廃棄物処理有限会社では、お客様のご予定に合わせて無料でお見積もりに伺います

また、コンセントや配線が繋がったままの家電製品もそのまま処理することができます。追加料金を支払えば、冷蔵庫やタンスの中身まで一緒に回収することも可能なため、片付けの時間をできるだけ短縮したい方にオススメです。

さらに、回収料金には収集運搬料が含まれており、自身での搬出作業が難しい高齢者の方や、不用品の量が多すぎて運搬が困難な方もぜひご検討ください。

②不用品を回収してもらおう

協栄廃棄物処理有限会社は、対象エリアであれば申し込みから最短30分で回収に伺います。ご依頼主様は回収に立ち会うだけでOK!

回収された不用品はプロの手によって適切に処分されますのでご安心ください。リサイクル可能なものは再資源化を行うなど、環境保護にも力を入れています。

③徹底的に清掃し、ゴミ屋敷から脱却

不用品の回収後に、徹底的な清掃を行うことも重要です。

自分たちの身を守り、円滑に片付けを進めるためにも下記のグッズを準備することをオススメします!

マスク軍手エプロン

・ゴキブリ駆除剤など、害虫対策グッズ

・ゴミ袋やガムテープ・紐などの梱包資材

・ホウキや雑巾、掃除機などの掃除用具

清掃のポイントは、まとまった休日にできるだけ複数人で行うこと。ゴミの回収日から逆算してスケジュールを立てるのも効果的です。夏場に作業する場合は、適度に水分を摂って休憩するなど熱中症対策もしっかりと実施しましょう!

北海道をはじめとする雪の多い地域では、外での作業は過酷を極め、天候の急変により追加作業が発生するケースもあります。雪で濡れてしまった不用品は劣化の進みも早いため、注意が必要です。可能であれば、雪が降る前の秋の時期に片付けを終わらせましょう!

また、清掃中に出たゴミを可燃・不燃・缶・プラ容器・資源回収と適切に分別することも大切です。分別でお困りの際は函館市HPの家庭ごみ分別辞典もご参照ください。

申し込み方法

協栄廃棄物処理有限会社では、電話またはメールで申し込み・相談を受け付けています。

電話番号: 0138-43-2871

メールでのお問い合わせはこちらから

受付時間: 9:00-17:00[土・日・祝日除く]

「無料回収」を謳う、無許可の業者に注意!

街中を大音量で巡回し、無料回収を謳うチラシを配布している業者を見かけたことがある方も多いと思います。

しかし、こうした業者の一部は自治体の「一般廃棄物処理業」や委託といった許可を受けていないケースがあります。

無許可」の業者に引き渡すと、法を守った適切な処理の確認をすることができず、これまで不法投棄・不適正処理・不適正な管理による火災等の事例が報告されています。

廃家電を破壊するとフロンガス・鉛などの有害物質が環境中に放出されたり、電池やプラスチックから発火・延焼したりする危険性もあるのです。

さらに、「無料回収」と言いながら荷物の積み込みやリサイクル料として高額請求をする業者も存在します。

あなたの安全を守るためにも正しい回収方法を選択しましょう。

まとめ

今回はゴミ屋敷の不用品回収の手段についてお伝えしました。

悪臭や火災などの問題を防ぐことや、遺品整理の手間を省くためにも、周囲の人々で手を取り合って早めに対処することを心がけましょう。

不用品回収や清掃でお悩みの際は、お気軽に協栄廃棄物処理有限会社へお問い合わせください!

【協栄廃棄物処理有限会社】

住所:函館市海岸町21-14

電話番号:0138-43-2871

メールでのお問い合わせはこちらから

受付時間: 9:00-17:00[土・日・祝日除く]

参考

令和4年度「ごみ屋敷」に関する調査報告書
https://www.env.go.jp/content/000123210.pdf

「ごみ部屋」「汚部屋」「ゴミ屋敷」とは…そもそも何ですか?
https://www.tokusou-tascat.com/gomi_seisou/gomi_seisou_topics/gomi_basic/


ゴミ屋敷の片付け│自力でできるかの判断基準と掃除のコツ
https://curama.jp/hoarding-cleanup/magazine/270/


ゴミ屋敷から起こる7つの問題点とは?予防方法とともに解説
https://www.k-clean.jp/column/gomiyashikinomondaiten20231018/

遺品整理したい部屋がゴミ屋敷状態!対処法や片付けのポイントを紹介https://life.saisoncard.co.jp/post/c2318/


【早く気づいていれば…】亡くなられた入居者様のお兄様からお家の片付けを依頼いただきました。https://www.youtube.com/watch?v=R6ldQ3aiMVY

生前整理ってどうやるの?失敗しない進め方と注意するポイント
https://www.asahi.com/relife/article/13208334

「雪の中のごみ収集」やっぱり苦労の連続だった
体力に高い運転技術、柔軟な対応力も必要
https://toyokeizai.net/articles/-/742271

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