「粗大ゴミ」の回収方法を比較!函館市の行政サービスと民間業者の違いを詳しく解説!
皆さんこんにちは!
これまで使わなくなった自転車やタンスなどの処分に困った経験はありませんか?
いわゆる「粗大ゴミ」を処分する場合には自治体によってさまざまなルールがあり、品目によっては行政サービスを利用できないこともあるので注意が必要です。
この記事では北海道函館市の行政サービスと民間業者の違いを詳しく解説します!
粗大ゴミの処分方法に迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
函館市の「粗大ゴミ」の定義について
函館市では「重量がおおむね10キログラム以上100キログラム以下のもの、辺または径がおおむね2メートル以下のもの」を粗大ゴミと定義しています。例えば自転車・じゅうたん・大型ストーブ・家具類などが挙げられます。
「これって粗大ゴミかな?」と迷った際には『函館市家庭ごみ分別辞典』をご参照ください。
函館市の行政サービスについて
主な回収品目と料金
自転車・大型ストーブ・じゅうたん・家具類(30キログラム未満):200円
家具類(30キログラム以上50キログラム未満):400円
家具類(50キログラム以上):600円
行政サービスはお手頃な価格で粗大ゴミを処分できることがいちばんの魅力です!
申し込み方法
①函館市環境部清掃事業課ごみ収集担当へ電話で申し込みます。(TEL:0138-51-5163)
②指定された種類のごみ処理券をスーパー・コンビニなどの取扱店で購入します。
③処理券を粗大ゴミに直接貼り付け、指定された収集日に玄関前等(申し込み時に打ち合わせをします)に出します。
注意事項
・申し込みには1回につき3点までの制限があり、収集まで2〜3週間かかる場合もあるので、余裕を持った申し込みが必要です。
・特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象となるエアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機などは回収することができません。
廃棄物最終処分所の利用(粗大ゴミの持ち込み)について
函館市には、市内で発生した粗大ゴミを受け入れる施設が3か所あります。どの方法よりも低価格で処分できるため、トラックなどを使って自身で搬入できる方にはおすすめのサービスです。
主な回収品目と料金
・容積で2立方メートルを超えないもの。
・重量で100キログラムを超えないもの。
・最大の辺または径が2メートルを超えないもの。
(木製品・プラスチック製品は、1辺が50センチ以上のもの)
【家庭ごみ】
家庭生活に伴って生じた粗大ごみを排出者本人が自ら搬入するもの
→10キログラムまでごとに26.4 円(税込)
【事業系ごみ】
市内の事業所から事業活動に伴って生じた燃やせないごみを排出者本人が自ら搬入するもの
→10キログラム までごとに103.4 円(税込)
注意事項
・カセット式ガスボンベ・スプレー缶は、使い切るか中身を完全に出し切る必要があります。また、産業廃棄物は搬入できません。
・七五郎沢処分場は事前予約制です。
※恵山クリーンセンターおよび南茅部クリーンセンターは事前予約は必要ありません。
・受け入れできない品目や日乃出清掃工場で受け入れる品目もあるため、詳しくはこちらをご参照ください。
民間業者のサービスについて
では、民間業者はどのようなサービスを提供しているのでしょうか。
今回は函館市の協栄廃棄物処理有限会社を例にご紹介します。
主な回収品目と料金
冷蔵庫:6,600円〜
洗濯機:4,400円〜
テレビ:4,400円〜
パソコン:4,400円〜
電子レンジ:2,750円
タイヤ:880円〜
家具類:1,650円〜 など
行政サービスでは収集できない品目にも広く対応しており、燃料(灯油・ガソリン)以外のものは全て回収できます。コンセントや配線が繋がったままの家電製品もそのまま処理してもらえるのが便利なポイントです。
点数制限はないので、会社の事業所移転など大規模な引っ越しの際に役立つサービスとも言えます。
申し込み方法
電話またはメールで申し込みや相談を受け付けています。ゴミの量が多い場合には無料で見積もりに来てもらうこともできます。
申し込みから最短30分で回収可能なスピード感も魅力です!(状況により時間は前後します)
申し込み・お問い合わせはこちらから
おわりに
北海道函館市の「粗大ゴミ」の定義と回収方法についてご理解いただけましたでしょうか?
下記の表も参考にしながら、あなたのニーズに合わせてどちらのサービスを利用するか検討してみてくださいね。
出典・市政ポータルサイト(函館市)・協栄廃棄物処理ホームページ
参考サイト
市政ポータルサイト(函館市)
函館市の粗大ごみ出し方|回収・持ち込みからシール料金まとめ(おいくら)
家電4品目の「正しい処分」早わかり!(経済産業省)